深呼吸をしながら「感じる私」を思い出す。
忙しい毎日の中で、気づけば頭の中は「やること」や「考えること」でいっぱい。
呼吸は浅くなり、身体には知らず知らずのうちに力が入り、体と心の余裕がなくなってしまうことがあります。
そんな日常から少し離れ、深呼吸をしながら「今の私」にそっと還る時間。
それが、私が大切にしているアロマリラックスヨガです。

アロマと聞くと、「いい香りで癒されるヨガ」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、香りには心や身体をゆるめてくれる力があります。
でも、私にとってアロマは、それだけではありません。
香りは、自分の感覚を呼び覚ましてくれる、小さな入り口です。
「今日はこの香りが心地いい。」
「胸のあたりに呼吸が入った。」
「思っていたより疲れていたんだな。」
そんな小さな気づきが生まれると、人は自然と「今、この瞬間」の自分へ意識を向けられるようになります。
だから私は、香りの効能をお伝えすることよりも、「あなたは香りからのメッセージをどんなふうに感じましたか?」という気づきを大切にしています。
知識を増やすことより、自分自身の感覚を信じること。
その時間が、心と身体をやさしく整えてくれると信じています。
レッスンで使用するアロマは、その日の気分だけで選ぶのではなく、季節の移ろいや東洋の養生の考え方を大切にしながら、一つひとつ選んでいます。
春には芽吹きのエネルギーを感じる香りを。
夏には巡りを助け、心を涼やかにする香りを。
秋には乾燥や呼吸をいたわる香りを。
冬には深く休み、内側のエネルギーを養う香りを。
自然も私たちの身体も、季節とともに少しずつ変化しています。
だからこそ、その時季に寄り添う香りを取り入れながら、自分自身のリズムにも耳を澄ませていきます。
レッスンの前半では、呼吸とともにゆったりと身体をほぐし、程よく動いて緊張をほどいていきます。
そして後半には、その季節に深く関わる経絡を意識した、陰ヨガをベースにしたポーズも取り入れています。
陰ヨガは、一つのポーズをゆっくりと味わいながら、身体の深い部分へ静かに働きかけるヨガです。
頑張って伸ばすのではなく、身体の声を聴きながら、今の自分にちょうどいい場所を見つけていく。
その静かな時間の中で、呼吸が深まり、心も少しずつ落ち着いていきます。
「頑張る」のではなく、「委ねる」。
そんな感覚を味わえるのも、陰ヨガの魅力です。
私が目指しているのは、身体を柔らかくすることでも、難しいポーズができるようになることでもありません。
リラックスすることさえ、ゴールにしていないかもしれません。
リラックスは目的ではなく、自分自身とつながり直すための入り口だと考えているからです。
身体がゆるみ、呼吸が深まり、五感がひらいていくことで、自分自身とのつながりを少しずつ取り戻していくこと。
すると、不思議なことに、レッスンが終わる頃には、
「自分を大切にするってこうゆう事かもしれない。」
「無理や、我慢を思ったよりしていて、もっと休んでも良かったのかもしれない。」
「また明日から頑張れそう。」
そんな前向きな気持ちが、自然と湧いてくることがあります。
忙しい毎日を少しだけ離れて、五感をひらき、自分自身と静かにつながる時間。
その時間が、日常へ戻ったあとも、自分を大切にする選択や、
小さな幸せに気づく「あなた」へとつながっていきますように。
さらには、本来の自分を信じる力へとつながっていくと願っています。
スタジオ
・毎週 水曜 12:00〜13:00
アロマリラックスヨガ(対面)
リバーパーク聖蹟桜ヶ丘
・毎週 木曜 10:30〜11:45
アロマリラックスヨガ(対面)
アウトドアフィトネススタジオ ブルー多摩川
